Elasticsearch&Kibanaで通話のテキスト結果を分析したい その1

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新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いしますって、おぉーい、もう3月も末、新年度間近やん!!!
年が明けて、数ヶ月たっても自分に甘いうえピーです。

3ヶ月に渡る充電期間を経ての今回は、遅ればせながらElasticsearch&Kibanaを使ってのデータ分析に挑戦したいと思います。
とはいえ、休み明けの第一回なので、環境構築成功!最初の画面も確認出来た!!わーい、というところまでにしたいと思います。

以下のインストールガイドに沿って、作業を進めます。

まずは、Elasticsearchのイントールから。
前提条件は、Java 8 もしくは、OpenJDKということなので、以下の手順でちゃっちゃとJDK のをインストールを済ませてしまいます。
1. 以下のサイトからJDK 8のrpmをダウンロード
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
2. 環境構築するサーバーにrpmをアップロード
3. 以下のコマンドでrpmをインストール
# cd アップロード先のディレクトリ
# rpm -ivh jdk-8u144-linux-x64.rpm
※上記のrpmファイル名は、サイトからダウンロードしたもので読み替えて下さいませ。
※また、すでに別なバージョンのJDK入れちゃってるよって場合は、以下のコマンドで切り替えが必要なのでご注意を。
# alternatives –config java

準備万端、まずは、Elasticsearchをインストールしてみましょう!!
$ cd インストールディレクトリ
$ wget https://artifacts.elastic.co/downloads/elasticsearch/elasticsearch-6.6.2.tar.gz
$ wget https://artifacts.elastic.co/downloads/elasticsearch/elasticsearch-6.6.2.tar.gz.sha512
$ shasum -a 512 -c elasticsearch-6.6.2.tar.gz.sha512
-bash: shasum: コマンドが見つかりません
えっ???まじ。早速トラブル発生。

もう、いけずやね、私の環境だと、以下のコマンドに読み替えなきゃいけないわけね。
$ sha512sum -c elasticsearch-6.6.2.tar.gz.sha512
elasticsearch-6.6.2.tar.gz: 完了
OK。たぶん大丈夫。

気を取り直して、
$ tar -xzf elasticsearch-6.6.2.tar.gz

よっしゃ、そのまま起動してしまいます。

$ cd elasticsearch-6.6.2
$ ./bin/elasticsearch

お、お、お、来た来た。セキュリティ関連のスタックトレース出てるけど取り合えず、後からじっくりコンフィグ見直すので、今回はほっときます。
startedで出力されたから取り合えず大丈夫でしょう。

よし、もう一個ターミナル開いて、以下のコマンドを実行して起動を確認してみます。
$ curl -X GET “localhost:9200/”

{
“name” : “******”,
“cluster_name” : “elasticsearch”,
“cluster_uuid” : ” ****** “,
“version” : {
“number” : “6.6.2”,
“build_flavor” : “default”,
“build_type” : “tar”,
“build_hash” : ” ****** “,
“build_date” : “2019-03-06T15:16:26.864148Z”,
“build_snapshot” : false,
“lucene_version” : “7.6.0”,
“minimum_wire_compatibility_version” : “5.6.0”,
“minimum_index_compatibility_version” : “5.0.0”
},
“tagline” : “You Know, for Search”
}

大丈夫そうですね。バックグランド実行のコマンドもインストールガイドで紹介されているので、後々はそちらで起動しようっと。

そのまま、Kibanaに行って見ましょう。こちらも同じような感じです。
$ cd インストールディレクトリ
$ wget https://artifacts.elastic.co/downloads/kibana/kibana-6.6.2-linux-x86_64.tar.gz
$ sha512sum kibana-6.6.2-linux-x86_64.tar.gz
$ tar -xzf kibana-6.6.2-linux-x86_64.tar.gz

うん、解凍できたようなので、そのまま、起動してしまいましょう。
$ cd kibana-6.6.2-linux-x86_64
$ ./bin/kibana
ん、何も標準出力されない、、、。
今のうちにポート解放しておくかって、おぉ、突然、たくさんの標準出力が!!!
いくつかセキュリティの警告出てるけど、今回は使い終わったら止めるので無視してっと、
“Status changed from yellow to green – Ready”が出力されてるから、OKかな。

よし、一時的に5601ポート解放してみます。

ありゃ、接続出来ない。

まぁ、これは予想通り。
取り合えず、Ctrl + Cで停止して、コンフィグファイルを修正して起動っと。
$ vi kibana-6.6.2-linux-x86_64/config/kibana.yml
※以下を末尾に追加しました。
server.host: “0.0.0.0”
$ ./bin/kibana
うーん、相変わらず起動に時間かかるな、、、
来た来た!!!
では、リトライ。

出来ました(^_^)
さらっと済ませるつもりが、紆余曲折発生してしまいましたが、今回はこんなところで。
次回は、どうしようかな。
自動起動は、そんなに難しい話ではないので、HTTPS化や、セキュリティ対応などをやろうかな。

P.S.
お気づきのかたもいらっしゃると思いますが、Elasticsearchもデフォルトでは、localhostからのアクセスのみ許容してます。
ただ、いろいろ設定が面倒くさそうなので、これも次回セキュリティ対応にて!