2024.05.24 その他

会社の発展は従業員満足度を向上させることが重要!概要、必要性、方法について徹底紹介します!

会社を発展させていくためには、魅力的な商品を売る、顧客を増やすなどが一般的に考えられるのですが近年注目されているものとして「ES(従業員満足度)」があります。
従業員満足度が高いと離職率が低くなる、会社の雰囲気が良くなる、従業員のモチベーションが上がるなどのメリットがあります。
そこでここでは従業員満足度を向上させる必要性、方法、メリットなどについて紹介していきたいと思います。

ESを高める!従業員満足度向上の必要性とそのメリット

ESを高めるということが注目されていますが、なぜこれが重要視されているのでしょうか。
ここではまずESの概要、必要性、メリットについて紹介していきます。

ESとはどういったものなのか、その概要について

「ES」とは「Employee Satisfaction」を略したもので、日本では「従業員満足度」として訳されることが多くなっています。
職場で働いている従業員の「仕事内容」「職場環境」「福利厚生」「人間関係」などに対しての満足度を表すものです。
企業が会社運営をしていく上で重要な指標として扱われることが増えてきています。

従業員満足度を高めると発生するメリットとは

従業員満足度を高めると会社にとってさまざまなメリットが発生します。
ここではそれらを順に紹介していきます。

従業員の離職率が低下し、定着率が高まる

従業員満足度を高めることで従業員は他の企業に移るというメリットを感じなくなり、従業員が高いモチベーションを持って働くことができます。
勤めている企業で自分が働き甲斐を持って働き、将来のビジョンを持って仕事をすることで会社の中心的な人物として成長していくことが期待できます。
こうしてこの会社で長く働きたいと思って働く社員が増えて定着率が高まることによって、頻繁に採用活動をしたり、新人研修などをしたりするようなコストを削減しやすくなっていきます。
こういったコストを削減することができれば利益を設備投資や報酬の上乗せに回すことができるため、さらに会社を充実させることにつながっていきます。

顧客満足度の向上にもつながる

従業員満足度を向上させることは顧客満足を向上させることにもつながります。
従業員満足度が高まることによって従業員の接客態度が良くなる、サービスの質が向上するといった直接お客に関する内容だけでなく、商品の開発や改良への取り組みなどにも良い影響が出てきます。
こうして顧客のニーズにあった商品、独創的なアイデアを持った商品が販売されることによっても顧客満足度が向上することとなります。
従業員満足度を向上させることが顧客満足度を向上させるという良い循環が生まれると言えるでしょう。

「顧客満足度」についてはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
【顧客満足度の向上:取り組みの手法や成功の秘訣を紹介】

作業効率や生産性が向上する

従業員満足度が向上することで従業員のモチベーションや仕事への意欲が高まっていき、与えられた仕事だけをこなすのではなく、能動的に業務に取り組むようになっていきます。
高い意識を持った従業員が増えることで組織の中でもコミュニケーションが活性化していき、結果的に生産性が向上するということが期待できます。
作業効率が良くなり、生産性が向上することは企業の利益となっていくでしょう。

従業員満足度の現状を把握!評価と調査の方法

では従業員満足度の現状を把握するには何を調べれば良いのでしょうか。
ここでは従業員満足度のチェック項目や調査方法について紹介していきます。

仕事量、仕事内容について

従業員満足度の調査で重視されているのが「仕事」に関する項目です。
・今の仕事内容に満足しているか
・自己実現ができているか
・将来につながる仕事をしているか
・研修や講習はしっかりと行われているか
などの質問項目によって従業員が現在の仕事についてどう感じているかを調査します。
人事配置や業務の割り当てにも関係してくる項目ですので重要度の高いものとなっています。

職場環境について

従業員が他の企業に移ってしまう、転職してしまう原因として仕事内容だけでなく、職場環境というものがあります。
職場環境としては、
・社員同士でコミュニケーションは取れているか
・上司からは適切な指示、指導があるか
・チームとしてのフォローやサポートはあるか
・会社の雰囲気、社風になじめているか
といった項目があります。

また従業員をトラブルや無用なクレームから守るという方法で職場環境を高める方法もあります。
電話での言った言わないのトラブルや重要な注文などの聞き漏らしなどを通話の録音で解決するのです。
録音データを用いて教育にも使用することができます。

通話録音システムの「FlexLog」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.optsp.co.jp/product/flexlog.html

職場環境は従業員が働きやすい環境かどうかをチェックする項目だと言えるでしょう。

待遇や福利厚生について

これも従業員が重視するもので、待遇や福利厚生という項目があります。
質問項目としては、
・現在の給料に不満はないか
・時間外労働は多いと感じるか
・有給休暇などはしっかりと取れているか
・適切に評価されていると感じるか
といったものがあります。
仕事内容に満足していても給料に不満がある、人事評価に納得がいかないという場合などは離職の原因となってしまいます。
この項目の結果をもとにして従業員の不満を取り除いていくことが重要です。

メンタルケアについて

職場で多くのストレスを感じているような状態が続くと、心身の故障を発生させるか、離職してしまうということが多くなっています。
従業員のメンタルケアについて調査するのも重要な項目だと言えます。
・プライベートは充実しているか
・上司、同僚、部下などと良い関係を築けているか
・相談する相手はいるか
・ストレスを溜めない生活ができているか
といった点が調査されます。

具体的な従業員満足度向上施策とその方法

具体的に従業員満足度を向上させるにはどういった方法があるでしょうか。
ここではその流れを簡単に紹介していきます。

・調査を行う目的を明確化しておく
目的をはっきりとさせないまま従業員に質問やアンケートを行うと逆に不審に思われる場合があります。
まずはどういった目的で調査を行うのかを明確化した上で周知することが重要です。

・質問項目の設定
どういった目的で行うのかをはっきりさせた上で質問項目を設定します。
業種、職種、役職などによっても必要な質問は違ってきますので適切なものを選ぶ必要があります。
また、質問項目が多すぎると調査自体が負担になってしまうので多すぎないことが重要です。

・プライバシーに配慮する
こうした質問の回答は個人情報を多く含みます。
回答結果については厳重に管理しなければいけません。
調査自体を外部業者に依頼するというのも良いでしょう。

・結果を分析して対策を立てる
項目ごとの結果や個人ごとの結果などを組み合わせて分析をしていきます。
そして出た結果に基づいて対策を立てていくこととなります。
対策としては、
「給料や労働時間の見直し」
「人事制度の改定、整備」
「福利厚生の見直し」
「面談の実施」
などがあります。
関係部署と連携して対応していくことが重要です。

事例紹介!高い企業ESを誇る企業とその取り組み

多くの企業が従業員満足度を向上させるための取り組みを行っていますが、その事例として「メルカリ」の取り組みを紹介していきます。

フリマアプリの「メルカリ」が人気となっている企業、株式会社メルカリでは「やりすぎなくらいの福利厚生」が話題となっています。
メルカリが実施している福利厚生には以下のようなものがあります。
・自由なタイミングで3日取ることができる「リラックス休暇」
・社内の自動販売機は無料で利用可能
・有料セミナーや研修などの参加費を負担
・ビジネス書などの購入費を負担
・産休、育休などから復帰する際の一時金支給
・育休、産休中の給与を100%支給
・認可外保育園の保育料補助
・妊活サポート
などです。
他の企業と比べてもかなり福利厚生が充実していると言えます。
こうした取り組みが高い従業員満足度へとつながっていると言えるでしょう。

人事評価と従業員満足度向上施策の関連性とは

しっかりと働いている社員でも正しく人事評価がされなければ不満やストレスが溜まって従業員満足度は低下していまいます。
従業員満足度を高めるためには人事評価を適切に行う必要があります。

公平で透明性のある人事評価をするためには人事評価制度そのものを見直す必要がある場合もあります。
思い込みや好き嫌いなどで判断するのではなく、客観的に判断できる制度でなければいけません。
そのための方法としては「人事評価システム」を導入するという方法もあります。
社員それぞれの経験、実績、資格などをデータとして保存して管理するというものです。
こうして人事に関するデータを一括管理することで人事の担当者が変わったとしても公平性を持ったまま評価することが可能となります。

今後の採用活動との関連性とは

従業員満足度を高めることは採用活動にも大きく関係してきます。
従業員満足度が低い、離職率が高くなる、頻繁に採用活動をする必要がある、採用コストがかかるという循環に陥る可能性があるためです。
採用活動には多くの費用と手間がかかります。
募集広告を売ったり、説明会を開催したりするのにも費用がかかりますし、面接などにも人事コストがかかることとなります。
また、入社したら新人教育研修を行うという手間もかかってきます。
離職率が高い会社というのは常にこうしたコストがかかってしまうのです。
しかし従業員満足度が高い会社はそもそも定着率が高く、不要な採用活動を行う必要がありません。
そのため採用コストを削減することができ、その費用は開発コストや人件費に回すことができるのです。

まとめ

従業員満足度が高いということは顧客満足度を向上させる、離職率を低下させる、無駄なコストを削減できる、生産性を向上させるといったさまざまなメリットにつながることです。

従業員満足度を調べるためには社内で調査を行う必要があります。
適切な調査を行って結果を分析し、それに応じた対策を立てていくことが重要です。
面談を実施したり、社内の福利厚生制度を見直したりすることで従業員満足度を向上させていきましょう。